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iotとつながる新たなデバイスってどんなものがあるの?

iotの発展により、これからさまざまなモノがデータ送信用デバイスとしてインターネットとつながっていくと予想されています。では、高齢化社会を迎えている日本において、どんなデバイスが注目されているのか考察してみましょう。

1つ目は「自動車」です。加齢による反応痩躯度の低下などが原因となって交通事故が発生するという事例は少なくありません。そこで、iotによるサポートを運転に組み入れるという取り組みが行われています。例えば、運転者の体調をセンサーで感知して空調を調節したり、休息をとるようアドバイスしたりすることが可能です。また、リアルタイムで送られてくる交通情報に基づいて最適のルートを提示するということもできるでしょう。最近では、AIによる完全自動運転の実験が実施されており、すでに公道においてある程度の安全性を確保しつつ運転することが可能ということが確認されています。こうした細かな点に至るサポートをiotシステムが実施することで、高齢者はより安全かつ快適な運転を楽しむことができるはずです。

2つ目は「医療・介護施設」です。病院や介護施設を利用する人は増え続ける一方で、そうした施設における就労者の人数は伸び悩んでおり、労働環境の悪化を引き起こすと懸念されています。そこで、患者や入居者の体調をウェアラブルデバイスで感知して必要な対策を実施するiotシステムが必要とされているのです。具合的には、患者の体温をチェックしながら室温調整をしたり、日々の行動パターンデータからトイレへ行く適切なタイミングをアラームで知らせたりといったことが行われます。これにより、看護師や介護士・ヘルパーなどの作業工数を減らして負担を軽減させることができると期待されているのです。光回線の用意があれば、フレッツとocnの固定ip1プランを利用することで可能となります。さらに、WEBカメラなどのモバイル端末とiotシステムを連動させることで、遠隔地に在住している高齢者への適切な医療サポートも可能となるのではないかと期待されています。